はじめに(前回記事からの続き)
前回記事では、XServer10日間無料体験を利用し、Cocoonを使って、
- 見出し(H2・H3)を入れる
- 普通に文章を書く
- 太字とマーカーを少し使ってみる
といった 「文章を書くための基本操作」 を実際に体験しました。
今回はその続きとして、
「もう少しだけ、読みやすくしたい」
「Cocoonっぽい表現も試してみたい」
という方向けに、3つの装飾ブロックを実際に触りながら体験していきます。
今回使うのは、次の3つです。
- 囲み枠(ボックス)
- 吹き出し
- テーブル(表)
難しい設定やプラグインは使いません。
この3つのブロックで、どこまで表現できるか を体験します。
今回のゴール
この記事のゴールは、とてもシンプルです。
- 装飾ブロックを「一度使ってみる」
- どんな場面で使えそうか、感覚をつかむ
- 「使わなくても書ける」「使うと読みやすい」を体験する
上手に使う必要はありません。
「触ってみた」という体験 があれば十分です。
Cocoon独自ブロックとは?
Cocoonには、WordPress標準ブロック(テーブル、リストなど)とは別に、Cocoon専用の便利なブロック が用意されています。
代表的なものが、
- 囲み枠(ボックス)
- 吹き出し
です。
これらは、「+」をクリックして選ぶだけ で使えます。

囲み枠(ボックス)を使ってみる
囲み枠はこんなときに使います
- 補足説明を入れたいとき
- 注意点を目立たせたいとき
- ここだけ読んでほしいポイントがあるとき
囲み枠の入れ方
今回は、Cocoon独自ボックスのなかでも特に汎用性の高い「見出しボックス」を使用します。
+ をクリック

① Cocoon汎用ブロックの「見出しボックス」を選択
② 見出しボックスが表示される
③ サイドバー(投稿やブロックなど)が表示されていなければクリック
④ サイドバーのブロックを選択

① アイコン選択(例:✓ )
② ボーダー色選択(例:深紫色)
③ 背景色選択(例:拡張色D)

① 見出し文章入力(例:ボックスの種類)
② 文章入力(例:見出しブロック)

囲み枠を使うだけで、文章にメリハリがつき、読みやすくなります。
最初は1記事に1つ使う程度で十分です。
吹き出しを使ってみる
吹き出しはこんなときに使います
- 自分の感想を入れたいとき
- 読者に話しかけるような表現をしたいとき
- 少しやわらかい雰囲気にしたいとき
吹き出しの入れ方
+ をクリック

① Cocoonブロックの「吹き出し」を選択
② 「吹き出し」ブロックが表示される
③ サイドバー(投稿やブロックなど)が表示されていなければクリック
④ サイドバーのブロックを選択

人物を選択( 悩むおじさん(左) )

① 吹き出しスタイル選択(例:考え事 )
② 背景色選択(例:淡い緑)
③ 文字色選択(例:黒)
④ ボーダー色選択(例:黄緑色)

① 名前入力( 例:ton )
② 文章入力(例:難しいかも……と思いましたが、触ってみると意外と簡単でした)

最初は、無理に使わなくても問題ありません。
「こんな表現もできるんだな」と思えれば十分です。
表(テーブル)を使ってみる
ここからは、WordPress標準の「テーブル(表)」ブロック を使ってみます。
Cocoon専用ではありませんが、比較・整理にはとても便利 なブロックです。
表はこんなときに便利
- 情報を並べて比較したいとき
- メリット・デメリットを整理したいとき
- 数字や条件を分かりやすく見せたいとき
表の入れ方
+ をクリック

① テキストブロックの「テーブル」を選択
② 「テーブル」ブロックが表示される
③ サイドバー(投稿やブロックなど)が表示されていなければクリック
④ サイドバーのブロックを選択

① カラム数と行数を指定(例:2列×3行)
② 表を作成 をクリック

① 表のセル幅を固定 をOFF
② ヘッダーセクション をON

表の各マスに文字を入力

文章で説明するより、ひと目で内容が伝わる のが表の良いところです。
表を使うときの注意点
- 行や列を増やしすぎない
- スマホ表示を意識する
- 「比較・整理」に使うと効果的
表(テーブル)の表現力
私自身、最終的には有料テーマの SWELL を選びました。
その理由のひとつが、表(テーブル)の表現力 です。
Cocoonの表はシンプルで使いやすい一方、デザインの自由度や表現できる幅という点では、SWELLのほうが選択肢が多いと感じました。
とはいえ、ブログを始めたばかりの段階では、Cocoonの表で困ることはほとんどありません。
「まずは書くこと・続けること」を考えると、Cocoonはとてもバランスの良いテーマだと思います。
記事を確認

書いてみて感じたこと(装飾ブロック編)
実際に使ってみて、次のように感じました。
- 思っていたより操作は簡単
- 失敗してもすぐ戻せる
- 装飾なしでも記事は書ける
- でも、使うと確かに読みやすくなる
特に印象的だったのは、
装飾は「必須」ではないけれど、知っているだけで安心できる
という点でした。
まとめ|装飾は「少しずつ」でちょうどいい
今回は、
- 囲み枠(ボックス)
- 吹き出し
- 表(テーブル)
という 3つの装飾ブロック を体験しました。
装飾は、
- 最初から全部使わなくていい
- 必要になったら思い出せばいい
- 少しずつ増やせばいい
このくらいの気持ちで十分です。
次回予告|画像を実際に使ってみよう
次回は、記事に画像を入れる体験 をしてみます。
- 画像の入れ方(アップロード・メディア)
- 最低限知っておきたいサイズと注意点
文章 → 装飾 → 画像
という順番で進めることで、
無理なくブログの表現力が広がっていきます。