📣 2026/6/1 定期預金ランキング更新! 全20行比較に加え、固定5年1.89%を記録した個人向け国債との組み合わせ戦略も紹介

【2026年6月】1000万円の定期預金はどこがいい?20行を比較 | 不透明な時代に61歳シニアが選ぶ「短期・高金利」戦略+個人向け国債との組み合わせ術

目次

はじめに:新NISAと定期預金、「攻めと守り」の黄金バランス

私は現在、61歳のシニア世代として、第二の人生を豊かに過ごすための資産管理に日々向き合っています。
現在は「ゆるい就労」を続けながら、ブログを通じて資産運用の情報を発信しています。

退職後の資産運用において、私が何よりも大切にしているのは「攻めと守り」のバランスです。

私は別の記事でも触れていますが、新NISAを活用した投資信託(S&P500、日経TOPIXなど)で、インフレに負けない「攻め」の運用を実践しています。
しかし、人生100年時代。
全財産を市場の荒波(リスク)にさらすことは、精神衛生上おすすめできません。

そこで私は、資産の一部を「絶対に減らしてはいけない守りの1000万円」と定義し、元本保証の定期預金で鉄壁の守りを固めています。
この「確固たる守りの基盤」があるからこそ、市場が暴落しても動じず、新NISAでの運用を淡々と続けられるのです。

本記事では、2026年6月現在の最新金利データを徹底比較し、不透明な市場環境下で「1000万円」をどこに預けるのが正解か、シニアの視点で解説します。


2026年6月の金利環境:「今会合での利上げ」が現実となる局面

2026年現在、日本の金利環境は歴史的な転換点にあります。
日銀は2024年3月のマイナス金利解除以降、段階的に利上げを進め、2025年12月には政策金利を 0.75% まで引き上げました。

2026年4月27・28日の会合では据え置きが決定されたものの、9人の政策委員のうち3名が利上げを主張して反対票を投じました。
前回会合の1票から3票へと反対票が急増したことは、政策ボード内のコンセンサスが「次は利上げ」へ大きく傾いたことを示す重要なシグナルです。

そして6月会合について、ブルームバーグがエコノミスト51人を対象に行った調査では、最多の55%が6月会合での利上げを予想しており、全体の88%が7月会合までの追加利上げを見込んでいます。
さらに野村證券のシニア金利ストラテジストは、日銀が6月に利上げすることが長期金利を安定させるための最低条件だとの見方を示しています。

賃金面でも、2026年春闘の集計では大企業・中堅・中小いずれの層でも前年に並ぶ高い賃上げ率が確認されており、日銀が利上げ判断の柱に据える「賃金と物価の好循環」という条件はすでに整いつつあると言えます。

⚠️ 今の金利環境をひと言でまとめると

「6月利上げ(0.75%→1.00%)が市場のメインシナリオ。
ただし、地政学リスク(中東情勢)や米国経済の動向により、先行きは依然として不透明」。
だからこそ、長期固定よりも、短期で機動的に動ける預け方が有効です。

なぜ3年・5年といった長期を選ばないのか?

今このタイミングで3年や5年の長期固定金利を組んでしまうと、数か月後に金利がさらに上昇した際、そのメリットを“数年間まるごと”受け取れないという大きな機会損失リスクが生じます。

特に、6月に追加利上げが実現した場合、長期で金利を固定した預金者は、その後の上昇分を確実に取り逃すことになります。

「短期で回す」3つのメリット

  • 機動力:
    • 満期が来るたびに、その時点での最高金利へ「預け替え」が可能
  • 複利効果:
    • 短期で利息を確定させ、元金に利息を加える「元加」で再投資することで、わずかながら複利を活かせる
  • キャンペーンの活用:
    • ボーナス時期などに実施される特別金利キャンペーンを逃さず、効率よく利息を積み上げられる

定期預金金利ランキング

ランキングの比較条件と除外商品

比較条件

  • 預入金額: 1000万円(ペイオフ上限を意識)
  • メイン比較軸: 1年もの定期預金
  • 参考指標: 1か月〜5年の金利も併記

除外商品

公平性と実用性を重視し、以下のケースはランキングから除外しています。

  • 店頭(窓口)でのみ申込み可能な商品
  • 特定の組合員限定・地域限定など、利用のハードルが高いもの

【既存口座保有者向け】

スクロールできます
    順位・銀行名1か月3か月6か月1年2年3年5年支店名
1. SBJ銀行※10.33%0.33%1.10%1.35%  1.50%1.50%1.55%
 2. 東京スター銀行0.35%0.95%1.05%1.30%1.35%インターネット限定
 3. 大和ネクスト銀行0.40%0.40%0.60%1.20%0.70%0.75%0.80%
 4. auじぶん銀行0.38%0.38%0.38%1.20%0.51%0.61%1.30%
 5. ソニー銀行0.38%0.38%0.80% 1.10%0.70%0.75%0.85%
 6. 愛媛銀行0.40%0.40% 1.10%0.55%0.58%0.65%四国八十八カ所
 7. UI銀行0.40%1.25%0.70%1.05%1.25%0.60%0.65%
 8. オリックス銀行0.60%1.05%1.10%1.15%1.25%
 9. 静岡銀行0.38%0.38%0.38%0.98%1.13%0.70%インターネット支店
10. 香川銀行0.80%0.80% 0.95%0.95%1.10%1.20%セルフうどん支店
11. あおぞら銀行0.70%0.90%1.00%1.10%1.30%
12. 大光銀行 0.85%0.50%0.50%えちご大花火支店
13. SBI新生銀行 0.38%1.00%※2 1.00%※20.80%0.80%1.25%1.50%
14.徳島大正銀行0.80%0.40%0.44%0.55%とくぎんネット
15.きらやか銀行 0.80%0.80%0.80%SBIさくらんぼ
16. イオン銀行0.30%0.35%0.40%0.45%0.50%0.60%0.71%
17. 商工中金0.38%0.38%0.38% 0.41%0.51%0.61%0.71%
18.住信SBIネット銀行0.38%0.38%0.38% 0.40%0.50%0.60%0.70%
19.トマト銀行0.31%0.31%0.32%0.40%1.15%1.20%ももたろう
20.楽天銀行0.50%0.38%1.00%0.40%0.50%0.60%0.70%

※1 夏のボーナス定期預金キャンペーン(2026/5/13~)
※2 ダイヤモンドステージの場合(1.0%)、スタンダード金利(0.8%)

【新規口座開設者向け】

スクロールできます
順位・銀行名1か月3か月6か月1年2年3年5年支店名
 1. オリックス銀行1.40%1.50%1.55%
 2. 東京スター銀行 1.33%
 3. SBI新生銀行2.00%1.30%
 4. 愛媛銀行1.40%1.25%四国八十八カ所
 5. auじぶん銀行1.35%1.20%

1000万円預けたら利息はいくら?(税引き後シミュレーション)

「1.20%」という数字を聞いてもピンとこないかもしれません。
実際に1000万円を預けた場合の、金利を計算してみましょう。

  • 預金額:
    • 1000万円
  • 年利:
    • 1.20%
  • 税引前利息:
    • 120,000円
  • 所得税・住民税(20.315%):
    • 24,378円
  • 税引き後受取額:
    • 95,622円

1年間預けるだけで、約9万5千円の金利が「ノーリスク」で確定します。
これは、月額に直すと約8千円。
シニア世代にとっては、ちょっとした贅沢なディナーや、趣味の道具を新調するのに十分な金額ではないでしょうか。

1000万円を預けるなら「ペイオフ」の壁を意識する

「1000万円」という金額は、日本の預金保険制度(ペイオフ)において、万が一銀行が破綻した際に元本が保証される上限額です。

⚠️ ペイオフで知っておくべき3つのポイント

  • 1金融機関につき元本1000万円+利息まで保護
  • 1000万円ちょうどなら1行でもOK
  • 1000万円超なら2行以上への分散が鉄則

資産を守ることが目的である以上、一つの銀行に集中投資(預金)するのはリスク管理の観点から避けるべきです。
確実に、そして心穏やかに資産を守るなら、「1000万円+利息」が収まる範囲で複数の銀行に分散するのがシニアの鉄則と言えるでしょう。

なお、SBJ銀行やUI銀行のような外資系・新興ネット銀行も、国内の預金保険制度(ペイオフ)の対象です。
メガバンクと同等の保護を受けられるので安心して利用できます。

【新提案】定期預金だけでなく「個人向け国債」も守りの選択肢に加えよう

ここまで定期預金の金利ランキングをご覧いただきましたが、2026年5月の金利環境では、個人向け国債も「守りの資産」の選択肢として真剣に検討すべき局面に入っています。

「国債なんて昔は利息が雀の涙だったのでは?」

そう思われた方、今は違います。

2026年5月の個人向け国債の金利(最新)

2026年5月募集分(6月15日発行分)の金利は、以下のとおりです。

種類金利(税引前)金利(税引後)
変動10年1.67%
(初回適用利率)
約1.331%
固定5年1.89%約1.506%
固定3年1.57%約1.251%

注目は固定5年の 年1.89% という金利水準。
本記事で紹介した定期預金のランキング上位(既存口座)と比べても、トップクラスです。

なお、6月募集分(7月発行)の金利は本記事執筆時点では未発表です。
6月の利上げが実現すれば、次回募集分でさらに金利が上乗せされる可能性があります。

私が考える「定期預金+個人向け国債」の守りの二層構造

以上を踏まえ、私が検討している守りの資産配分のイメージを整理すると、こうなります。
あくまで一例であり、「守りの資金をいつ使う可能性があるか」という個人の事情によって最適解は変わります。
しかし、「全額定期預金」という発想だけに縛られる必要はありません。

第一層:流動性重視の定期預金

  • 1年以内の短期定期・キャンペーン金利を積極活用
  • 急な出費に備える「生活防衛資金」的な役割

第二層:中長期の個人向け国債

  • 固定5年で、高い金利(1.89%)を5年間確実に受取る
  • 変動10年で、金利上昇を自動的に追随
  • ペイオフを気にせず一本で運用できる安心感
  • 1年後以降はいつでも換金可能という柔軟性も確保

個人向け国債のしくみや選び方を、わかりやすくまとめた記事をご用意しました。
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

61歳シニアのIT管理術:資産の「見える化」をどう支えるか

複数の銀行に分散すると、どうしても管理が煩雑になります。
「どこに、いくら、いつまで」預けているかを把握できなくなっては本末転倒です。
ここでは、私が実践している資産管理術を紹介します。

① 資産管理の強力な味方「マネーフォワードME」

これから資産管理を始める方に、私が自信を持っておすすめするのがマネーフォワードMEです。
多くの銀行口座や証券口座と自動連携できるため、現在の総資産額をグラフで一瞬にして把握できます。
「管理の手間を最小限にして、趣味の時間に充てたい」というシニア世代にとって、これ以上のツールはありません。

② 私の場合:Excelマクロを使った自作ツールでの管理

私自身については、これまでの経験とITスキルを活かし、Excelマクロを使った自作ツールで管理を行っています。
「満期日が近づいたら通知を出す」「NISAの損益と預金の比率を自分好みに可視化する」など、こだわりを詰め込んでいますが、これはあくまで中上級者向けの楽しみです。
まずは前述のマネーフォワードMEで、管理の「型」を作るのが近道です。

③ 振込手数料をゼロにする「ハブ銀行」の構築

預け替えのたびに手数料を払うのは、せっかくの金利(利息)を削る行為です。
他行宛振込手数料の比較を行い、手数料無料枠の大きい銀行を「司令塔」にしましょう。
定額自動入出金サービスを組み合わせれば、ITの力で「手間なし・手数料なし」の循環も作れます。

注目すべき個別銀行の「守り」の活用術

ランキング上位の中でも、特にシニアにおすすめしたい特徴を持つ銀行をピックアップします。

  • 大和ネクスト銀行:
    • 証券口座との連携(スウィープ口座)が非常にスムーズ
    • 1年ものの金利が安定して高い
  • オリックス銀行
  • auじぶん銀行
    • au経済圏を利用しているなら迷わずここ
    • プレミアムステージへのランクアップで、定期預金だけでなく普通預金金利まで底上げ可能
  • SBI新生銀行
    • 証券口座との連携(スウィープ口座)が非常にスムーズ
    • ダイヤモンドステージの優遇を受ければ、他行宛振込手数料の無料回数を最大化
    • 「ハブ銀行」として最強の存在

まとめ:「短期・高金利・分散」を6月版で実践する——そして国債という選択肢も

1000万円というお金は、私たちがこれまでの長い職業人生で汗を流し、築き上げてきた「努力の結晶」であり、これからの生活を支える「守りの要」です。

新NISAでの「攻め」も大切ですが、先行きが不透明な今だからこそ、定期預金という確実な手段で守りを固めることが、心の平穏に繋がります。

そしてもう一歩踏み込むなら、個人向け国債を守りの「第二の柱」として加えることも、ぜひ検討してみてください。

  • 定期預金:
    • 流動性と機動性の確保
    • 短期で回してキャンペーン金利を拾う「攻めの守り」
  • 個人向け国債:
    • 国の信用に裏付けられた盤石な安全性と、金利上昇への追随性
    • ペイオフを超えた「大きな守り」

この二つを組み合わせることで、守りの1000万円はより堅固なものになると、私は考えています。

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tonより一言

今月の最大のポイントは、6月利上げがいよいよ現実味を帯びてきたということです。
エコノミストの過半数が6月会合での利上げ(0.75%→1.00%)をメインシナリオに据えており、定期預金の金利もさらなる上昇が期待される局面です。

だからこそ、今このタイミングで長期固定に飛びつくのは得策ではありません。
短期で機動的に動き、次の利上げ後の金利環境を待つ。
これが6月版の「賢い守り」の基本戦略です。

また先月に続き、個人向け国債の存在感の増大を改めて感じています。
固定5年1.89%という水準は、「定期預金だけで守りを固める」という発想を見直す十分な理由になります。

一つひとつの情報を精査し、自分自身が納得して預け先を選ぶプロセスは、意外と楽しいものです。
これからも61歳のシニアとして、皆様と共に「賢く、堅実にお金を守る」ための情報を発信し続けていきます。

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