はじめに
前回の記事では、サーチコンソールの基本的な使い方と「SEOは公開後からが本番である」というお話をしました。
今回は予告通り、当ブログ(開設3か月目)のサーチコンソールのリアルなデータを包み隠さず公開します。
華やかな成功例ではなく、実際の“伸び悩み”とそこから見える改善の道筋を解説する内容です。
この記事では、2026年の最新SEO環境を踏まえ、次の重要ポイントを含めて総合的に分析しています。
- モバイルアクセスの重要性がこれまで以上に高まっていること
- タイトル+メタディスクリプションの最適化がCTR改善に直結していること
- E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の実装がSEO評価の中核であること
- 技術的SEO(インデックス最適化/内部リンク構造/表示速度/UX)の重要度が再評価されていること
この記事では、SEOの基礎から2026年の最新動向までを、実際のサーチコンソールデータと照らし合わせながら、体系的かつ実践的に解説していきます。
開設3か月のリアルデータ大公開
それでは、過去3か月のデータを振り返ってみます。
① 徐々に上がり始めた「合計表示回数」

サーチコンソールの「検索パフォーマンス」を見ると、開設直後(2025年11月頃)は、1日の表示回数が1桁でした。
つまり、誰の検索画面にも表示されていない状態でした。
しかし、記事を書き溜めていった結果、2026年1月に入ると1日40回以上表示される日がコンスタントに出始めました。
わずかな数字に見えるかもしれませんが、これはGoogleが「このブログが存在し、情報を提供している」と認識し始めた確かな証拠です。
ゼロがイチに変わる、一番嬉しい瞬間でもあります。
② 主力記事

当ブログの中で、検索結果によく表示され、クリックされている「トップ10」を抽出してみました。
当ブログで特に表示回数の多い記事は
- 銀行関連(自動入送金/定期預金など)
- マネーフォワード関連
- 年金関連
これらはすべて 一次情報(実体験)+具体例 を含んでおり、Googleの評価基準でも極めて重要な「Experience(経験)」 が強く働いているものと思われます。
③ スマホからのアクセスが圧倒的

デバイス別のデータを見ると、面白いことが分かりました。
PCからの表示回数も多いですが、実際にクリックして記事を読んでくれている人の約7割が「モバイル(スマホ)」からのアクセスでした。
これは、「ブログはPCで執筆していても、実際に読んでいるのはスマホユーザーが中心である」という現実を、データが明確に示していました。
データから見えた「3つの重大な課題」
データを詳しく分析していくと、見過ごしていた「もったいない機会損失」や、早急に対処すべき「重要な改善ポイント」がいくつも見えてきました。
課題1:「高順位なのにクリックされない」クエリが存在

検索キーワード(クエリ)のデータを見て驚きました。
- 「定期預金」関連
- 平均順位 1.0位、表示52回、クリック0回
- 「マネーフォワード」関連
- 平均順位 1.6位、表示33回、クリック0回
検索順位が1位や2位なのに、クリック率(CTR)がゼロなのです。
これらは タイトル or メタディスクリプション(説明文)が魅力的でない可能性が高い と考えられます。
課題2:「あと一歩で1ページ目!」の宝の山が放置されている

当サイトで最も表示されている主力記事である「自動入送金」。
表示回数は「1,006回」とダントツですが、掲載順位は「14.2位」です。
前回「順位11〜20位は宝の山」とお伝えしました。
まさにこの記事のことです。
現在検索結果の2ページ目にいるこの記事を、なんとか10位以内(1ページ目)に押し上げることができれば、アクセスは爆発的に増えるはずです。
課題3:Googleに認識されていない「インデックス問題」

インデックス作成(ページ)のデータを見たとき、一番冷や汗をかきました。
- 見つかりませんでした(404):32ページ
- 検出 – インデックス未登録:32ページ
- クロール済み – インデックス未登録:8ページ
まず、「見つかりませんでした(404)」の32ページについては、実は問題ありません。
これはブログ開設当初に設定していた「タグ」のページを、「まだ記事が少ないうちは不要だ」と気づいて削除したために発生したものです。
問題なのは「検出 – インデックス未登録」と「クロール済み – インデックス未登録」となっている計40ページです。
なんと、一生懸命書いたはずの記事が何十ページも、Googleの検索結果に登録(インデックス)されていない状態でした。
これは、Googleから「検索結果に表示するほど記事の品質がまだ高くない」と判断されているか、孤立していて「サイト内のリンク(道筋)が繋がっていない」ことが原因だと考えられます。
ここから本当のスタート!具体的な3つの改善アクション
データを見て落ち込んでいる暇はありません。
「数字は残酷なまでにリアルですが、同時に宝の地図でもある」からです。
分析を踏まえ、私は以下の改善に取り組むことにしました。
改善策①:CTR(クリック率)を上げるためのタイトル修正
検索順位が高いのにクリックされない記事は、タイトルとメタディスクリプション(説明文)を即座に見直します。
実は、これまで私は、メタディスクリプションをほとんど設定していませんでした。
しかし、メタディスクリプションは検索結果でタイトルの下に表示される「記事の要約」であり、読者が「この記事を読むかどうか」を判断する重要な要素です。
順位だけでなく、クリックされるかどうかを左右する大切なポイントだと、あらためて認識しました。
例えば、当ブログで現在「1位」を獲得している「大口定期預金 利率 ランキング」の記事。
順位は上位なのにクリックが少ないのは、タイトルと説明文が読者の「今すぐ知りたい!」という気持ちに刺さっていない可能性があります。
- 修正前(タイトルのみ意識):大口定期預金 利率 ランキング
- 修正後案(タイトル+説明文をセットで改善)
- タイトル:【2026年最新】1,000万円をどこに預ける?大口定期預金金利ランキング!実体験から選んだおすすめ銀行を公開
- メタディスクリプション(説明文):1,000万円以上の資産を安全に増やしたい方必見。2026年最新の大口定期預金金利をランキング形式で比較しました。60代の私が退職金や大切な資産を実際に預け替えてわかった、金利以上のメリットや注意点も詳しく解説します。
このように、「最新年」や「実体験」をタイトルに盛り込み、さらに説明文で「誰に向けた、どんな悩みを解決する記事か」を具体的に伝えることで、「この記事なら信頼できそうだ」と読者に感じてもらい、クリック率(CTR)の劇的な改善を狙います。
すべての記事に対して、タイトル+メタディスクリプションを見直します。
改善策②:「14位」の主力記事に体験談を追記(リライト)
表示回数トップの「自動入送金」の記事にテコ入れをします。
- 2026年最新のキャンペーン情報を追加する
- 私自身が自動入送金を使ってみて感じた「リアルなメリットや、ちょっとした失敗談」を追記する
- 情報量をリッチにし、E-E-A-Tを強化する
改善策③:インデックス未登録の解消とスマホ画面の確認
インデックスされていない記事は、Googleから「まだ検索に出すレベルではない」と言われているのと同じです。
- 内部リンクの強化:アクセスが集まっている上位記事(自動入送金や年金予約の記事)から、関連する未登録の記事へ内部リンクを貼り、Googleのクローラーを誘導します。
- スマホ表示の改善:読者の7割がスマホであることを意識し、改行のタイミングや画像のサイズを見直して、「滞在時間」を伸ばす工夫をします。
- 404エラーの解消:削除した記事やURLを変更した記事がそのまま放置されている可能性が高いため、正しいページへリダイレクト(転送)させるか、不要なURLの削除リクエストを行ないます。
まとめ
🚀 最優先で取り組む改善策
① タイトル+メタディスクリプションの全面見直し
検索結果で「クリックされるかどうか」を決める最重要ポイントです。
- 年度(2026年最新など)を明記する
- 「誰のどんな悩みを解決する記事か」を明確にする
- 実体験・具体的な数字・ベネフィットを盛り込む
順位があがっても、クリックされなければアクセスは増えません。
まずは“表示される記事”から“選ばれる記事”へ改善します。
② 内部リンクの強化
SEOはコンテンツ単体ではなく、サイト全体の構造で評価されます。
- 上位記事から関連ページへリンクを設置
- インデックス未登録ページへの導線を作る
- 読者が回遊しやすい設計にする
これにより、Googleのクローラーにも読者にも「分かりやすいサイト構造」を作っていきます。
✅ この記事で明確になった課題
- CTR(クリック率)の改善余地
- 11〜20位に眠る“宝の山”の発掘
- インデックス未登録ページの解消
- モバイル中心時代への最適化対応
ブログは「書いて終わり」ではありません。
データを見る → 改善する → 検証する → 積み上げる
このサイクルを回し続けてこそ、ブログは初めて「資産」へと変わっていきます。
60代のブログでも、地道に改善を続ければ確実に前進できる。
そのリアルな過程を、これからも包み隠さずお伝えしていきます。
一緒に積み上げていきましょう。
次回予告(数か月後の改善レポート)
今回の改善施策を実行し、3〜4か月後にどれだけ状況が変化したかを検証記事として公開予定です。
予定している検証内容:
- 表示回数・クリック数の改善率
- 1ページ目にランクインした記事の具体例
- インデックス未登録の解消結果
- タイトル改善によるCTR上昇データの検証
“本当に効果があったのか?”を数字で報告します。
次回の記事も、ぜひご覧ください。