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はじめに
これまで4回にわたり、マネーフォワード MEの初期設定から高度なグループ設定まで、徹底的に使いこなす方法を解説してきました。
30日間のプレミアム会員無料体験を終え、1ヶ月間ガッツリと資産管理に向き合った私がたどり着いた結論を、正直にお伝えします。
結論:今の私の生活スタイルでは「継続利用」は不要でした
まず最初にお断りしておくと、これはマネーフォワード MEが「使いにくかった」という意味ではありません。
むしろ家計管理アプリとしての完成度は極めて高く、「資産形成期の方には間違いなく最強のツール」だと確信しました。
しかし、42年間の会社員生活を終え、61歳で年金や雇用保険(失業保険)を受給しながら生活している今の私にとっては、「毎日アプリで資産を追う必要がなくなった」というのが本音です。
なぜ「不要」だと判断したのか
現役時代とは異なり、今の私の家計は驚くほど「凪(なぎ)」の状態にあります。
- 収入が一定:
- 毎月の受給額が決まっており、大きな変動がない
- 支出が安定的:
- 派手な浪費や急な出張、頻繁な飲み会がなくなり、お金の使い道がルーチン化している
- キャッシュレスの頻度が低い:
- 以前ほどクレジットカードを多用しなくなった。
現役時代のように、月ごとに収入が変わり、経費精算や複数の決済手段を使い分ける「動的な管理」が必要なフェーズでは、マネーフォワード MEの自動集計は魔法のような便利さです。
しかし、今の私のように「決まった予算内で平穏に暮らす」フェーズでは、ツールによる管理がオーバースペックになったのです。
それでも「無料体験」をして本当に良かったと思える理由
「継続しないなら無駄だったのか?」と言われれば、答えは「NO」です。
今回の1ヶ月間で得られた最大の収穫は、「1年間にかかっている固定費を1円単位で完全に把握できたこと」です。
マネーフォワード MEを使って過去1年分のデータを整理したことで、頭の中の「感覚」ではなく、確固たる「数字」として我が家の家計基盤が見えてきました。
【公開】整理して見えた「我が家のリアルな固定費一覧」
以下は、私がマネーフォワード MEで1年分の明細を分析し、エクセルにまとめた固定費の集計結果です。
| No | 支払い頻度 | 発生月 | 費 目 | 支払額 | 月 額 | 年 額 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 月払い | – | 食費・雑費 | 112,345円 | 112,345円 | 1,348,140円 |
| 2 | 月払い | – | 電気・ガス(TEPCO) | 25,340円 | 25,340円 | 304,080円 |
| 3 | 月払い | – | 生命保険(日本生命) | 16,760円 | 16,760円 | 201,120円 |
| 4 | 月払い | – | インターネット(Nuro光) | 4,030円 | 4,030円 | 48,360円 |
| 5 | 月払い | – | マンション(管理費・修繕積立金) | 30,960円 | 30,960円 | 371,520円 |
| 6 | 隔月払い | – | 水道(東京都水道局) | 6,000円 | 3,000円 | 36,000円 |
| 7 | 四半期払い | – | 歯のメンテナンス | 16,500円 | 5,500円 | 66,000円 |
| 8 | 四半期払い | – | 理髪代 | 4,500円 | 1,500円 | 18,000円 |
| 9 | 年払い | 2月 | スマホ利用料金(povo) | 23,760円 | 1,980円 | 23,760円 |
| 10 | 年払い | 6月 | 固定資産税(東京都主税局) | 135,500円 | 11,292円 | 135,500円 |
| 11 | 年払い | 8月 | NHK受信料 | 21,765円 | 1,814円 | 21,765円 |
| 12 | 年払い | 8月 | ジム | 32,780円 | 2,732円 | 32,780円 |
| 13 | 年払い | 10月 | Xserverレンタル費用 | 13,200円 | 1,100円 | 13,200円 |
| 合 計 | 218,352円 | 2,620,225円 | ||||
まとめ|整理してみたからこそ、今の自分には不要だと分かった
今回の1ヶ月にわたる「マネーフォワード ME 徹底攻略」を通じて、私が得た結論は以下の通りです。
- 「整える」プロセスこそが宝:
- 初期設定、カテゴリ整理、振替処理
- この3つを真剣に行う過程で、自分の支出癖や資産の偏りがすべて露わになります
- 家計の土台が完成すれば、ツールは「卒業」してもいい:
- ずっと使い続けることだけが正解ではありません
- 一度見える化したデータは、あなたの財産になります
- 資産形成期の人には「神アプリ」:
- 資産を増やしたい、無駄を削りたい現役世代にとっては、これほど心強い相棒はないでしょう
私は今回、継続利用はしないという選択をしましたが、「自分のお金をコントロールしている」という全能感を味わえたのは、間違いなくマネーフォワード MEのおかげです。
これから家計を見直したい、あるいは老後の資金計画を立てたいと考えている方は、ぜひ一度、この30日間の無料体験にチャレンジしてみてください。
整えれば、あとは自動。
ぜひ、あなた自身の「お金の管理基盤」を一度完成させてみてください。
その先に待っているのは、数字に裏打ちされた「本当の安心感」です。
マネーフォワード ME 使いこなし連載シリーズ
本記事を含む全5回のガイドで、あなたの家計管理を完璧なものにします。
この記事は、全5回の最終回です。
- 第1回:導入編(本記事)
マネーフォワード MEの始め方完全ガイド|初期設定から口座連携まで - 第2回:設定編
家計改善を加速させる!カテゴリ整理と項目設定のカスタマイズ術 - 第3回:運用編
二重計上を防ぐ!振替処理と正しいカテゴリ割当てのポイント - 第4回:応用編
家族・個人・ビジネスを分ける!グループ作成機能の便利な使い方 - 第5回:完結編
全資産を「1円単位」で把握!マネーフォワード MEで実現する究極の資産管理
※本記事の内容は2026年3月時点の仕様に基づいています。最新の料金や機能については、必ずマネーフォワード ME公式サイトをご確認ください。
