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前回のおさらい
前回の記事では、カテゴリ(大項目・中項目)の整理方針をまとめ、カテゴリ作成が完了したところまでご紹介しました。

今回はその続きとして、 実際に取り込まれた入出金情報へ「カテゴリ(大項目・中項目)を割当てる作業」を進めていきます。
入出金情報のカテゴリを確認する
マネーフォワードMEでは、金融機関から取得したデータをもとに、カテゴリをある程度自動分類してくれます。
試しに昨年11月の入出金情報を確認したところ、約6割は自動で分類されていました。
入出金情報は、家計簿メニュー > 入出金 から確認できます。

ただし、この一覧には「収入でも支出でもないお金の移動」が混ざっているため、そのままにすると正しい家計簿になりません。
そこで最初に行うのが 振替処理による整理 です。
振替処理とは?
「お金を移動しただけ」を正しく扱う大切な仕組み
家計簿で集計したいのは、本来の収入と支出だけです。
しかし、次のようなケースは家計の増減に関係しません。
- 電子マネーにチャージした
- 銀行口座A→銀行口座Bへお金を移した
- ATMで現金を引き出して財布に入れた
- 財布のお金を銀行へ預けた
これらは「お金が場所を移動しただけ」で、支出・収入は発生しておらず、家計の増減には関係しません。
そこで使用するのが 振替処理です。
「振替」を使用すると、該当する入出金情報を計算対象外にできます。
「振替」をすると何が良い?
- 支出が増えたように見える誤解を防げる
- 収入が増えたように見える誤解を防げる
- 家計簿が正確になり、資産管理が圧倒的にラクになる
「振替」の操作方法
電子マネーにチャージした場合
例:11/01(金)の「auPAY残高チャージ」
「auPAY残高チャージ」は、支出ではなくお金の移動なので、該当行の「振替」をクリックします。

確認メッセージが表示されるので、実行する をクリック

「auPAY残高チャージ」は、計算対象外となります。

※「ATMで引き出して財布に入れた場合」も同様の操作となります。
銀行口座間でお金を移動した場合
例:11/05(火) SBI新生銀行 11/11(月) 三井住友銀行へ5,000円移動させた場合
(定額自動入金のため、4営業日のタイムラグが発生)

口座振込は「お金の移動だけ」なので、送金元・送金先の 両方の行に対して、それぞれ「振替」をクリックします。

確認メッセージが表示されるので、実行する をクリック

送金元・送金先ともにグレー表示になり、計算対象外となります。

※ 同様に、「お金が移動しただけ」の入出金情報については、すべて「振替」処理をします。
すべての「振替」が完了
「お金が移動しただけ」の入出金情報はすべて「振替」処理をしたため、一覧がとても見やすくなりました。

ここから、カテゴリ(大項目・中項目)の割当て作業に進みます。
入出金情報にカテゴリを割当てる
前回の記事で決めたとおり、使用する中項目は 新規作成した📌付き項目 のみとします。
操作方法
11/06(水)の「ユニクロ/NFC」を例に説明します。
自動分類では
- 大項目:衣類・美容
- 中項目:衣類
となっていますが、 今回はあらかじめ作成した「📌衣類」を使いたいため、大項目から選び直します。

大項目の「日用品」をクリックすると、中項目一覧が表示されるので📌衣類を選択します。

これで、大項目「日用品」+中項目「📌衣類」が新しいカテゴリとして割当てられました。

同様に、1カ月分すべての入出金情報にカテゴリを割当てていきます。
設定作業は15分程度で完了しました。
入出金情報のカテゴリを確認
入出金情報の中項目が、すべて📌マーク付き項目になっていることを確認しました。
📌がついていない項目はすぐに気づけるため、誤分類防止に役立ちます。

収支内訳を確認
収支内訳の確認は、 家計簿メニュー > 収支内訳 をクリックします。
支出内訳は実際の感覚値とほぼ一致しており、振替処理・カテゴリの割当てともに正しく設定されていることを確認できました。

2025年1月〜11月分のカテゴリ登録を完了
今回は約4時間かけて、1〜11月分の入出金情報にカテゴリを割当てました。
中項目を絞ったこと、パソコン操作の一覧性が高いこともあり、思ったよりスムーズに進められました。
まとめ
- 自動分類は完璧ではないため、手動での再割当てが必要
- 「収入でも支出でもないお金の移動」は 振替処理 が必須
- 振替を使うと家計簿が正確になり管理がラク
- 中項目の数を絞ると、割当てスピードが大幅に向上
- 📌マークで「使う項目」が一目でわかり、誤分類防止に効果的
- 1〜11月分でも約4時間で整理可能(パソコン操作は効率的)
次回は、「グループ設定」についてご紹介します。
資産管理をより見やすくするうえで大切な機能なので、こちらも丁寧に解説していきます。