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はじめに
ひと昔前までは、どの銀行に預けても預金金利に大きな違いはなく、「どこに置いても同じ」と感じる方も多かったと思います。
しかし最近は、銀行ごとに金利やサービスの特徴が少しずつ分かれ始め、預金の置き方次第で差が出る時代になってきました。
その中で注目されているのが SBI新生銀行 です。
- ステージ制による各種優遇
- SBI証券との連携を前提とした預金商品
- 期間限定の高金利キャンペーン
といった特徴があり、「預金をどう置くか」を考えるうえで選択肢の多い銀行だと感じています。
この記事では、私自身の利用体験を交えながら、
- SBIハイパー預金の仕組みと注意点
- 金利最大10倍キャンペーンの内容
- 円定期預金キャンペーンの概要
- 実際の使い分け方(体験談)
を整理してご紹介します。
SBI新生銀行のステージ制度|ダイヤモンドステージとは
SBI新生銀行には、取引状況に応じて特典が変わる ステージ制度 があります。
その中で最上位に位置づけられているのが ダイヤモンドステージ です。

ダイヤモンドステージの到達条件としては「SBIハイパー預金の開設」 や 「Bright 60」 が比較的現実的な選択肢となります。
ダイヤモンドステージの主な特徴
- 振込手数料・ATM手数料の優遇
- 日常使いの利便性向上
- 各種キャンペーン適用時のベース条件として有利

特に、キャンペーンや金利優遇を活用する際、上位ステージであることは安心材料になります。
【体験談】Bright 60への入会でダイヤモンドステージに到達
私の場合は、Bright 60 に入会することでダイヤモンドステージに到達しました。
Bright 60は、60歳以上であれば 入会申込(無料)だけで条件を満たせる サービスです。
特別な取引実績を積む必要がなく、「無理に条件を作らずに自然に到達できる」のは大きなメリットです。
年齢条件に当てはまる方にとっては、非常に分かりやすいルートだと思います。

SBIハイパー預金とは?|普通預金の概念が変わる仕組み
SBIハイパー預金は、SBI新生銀行が提供する 円普通預金 です。
- 元本保証
- 預金保険制度の対象
- 毎日見直しの変動金利
- 利息は毎月付与(複利効果あり)
ここまでは一般的な普通預金と大きく変わりません。
最大の特徴は、SBI証券との自動連携(スイープ機能) にあります。
SBIハイパー預金に預けたお金は、そのまま SBI証券の買付余力 として利用できます。
証券口座へ都度入金する必要がないため、投資を行なう方にとっては非常に合理的な仕組みです。
その一方で、設定はやや煩雑です。
申し込みの際は、必ず公式ページを確認しながら進めることをおすすめします。
※なお私は、SBI証券ではNISAの投資信託(クレカ積立)のみを利用しており、ハイパー預金経由での株式売買は一切行なっておりません。
利用するための条件(重要)
SBIハイパー預金を利用するには、以下の条件を すべて満たす必要 があります。
- SBI新生銀行の パワーフレックス口座 を保有
- SBI証券の 証券総合口座(同一名義) を保有
- SBI新生コネクトなど 他社連携サービスを利用していない
※ハイパー預金を申し込むと、SBI新生コネクトは 自動解約 され、再利用できなくなります。
通常金利(2025年12月29日時点)
2026年1月8日(木)まで
- 年 0.42%(税引前)
- 年 0.3346%(税引後)
2026年1月9日(金)から金利アップ
- 年0.50%(税引前)
- 年0.3984%(税引後)
※毎日見直しの変動金利
※預金保険制度の対象(元本1,000万円+利息)
【期間限定】ハイパー預金 金利最大10倍キャンペーン

キャンペーン概要
- 期間:2025年12月10日 ~ 2026年3月31日
- 内容:キャンペーン期間中の SBIハイパー預金の総残高 に応じて金利倍率が上昇
2025年12月29日時点で、総残高8,000億円を達成し、年1.68% まで上昇しています。
特典の仕組み(重要ポイント)
- 対象残高:毎日の最終残高(上限100万円)
- 上乗せ金利分を 現金で後日プレゼント
- 入金時期:2026年5月末まで
※事前エントリー必須
※1兆円達成後は新規エントリー不可
最大到達時
- 総残高:1兆円
- 金利倍率:10倍
- 特別金利:年 4.2~5.0%(税引前、通常金利により変動)
「とりあえず100万円を早めに置いておく」のが得策です。
【体験談】ハイパー預金に100万円預けています
私はキャンペーンの有無に関わらず、SBIハイパー預金に 100万円 を預けています。
この資金は投資に使う予定はなく、高金利な普通預金として利用しています。
円普通預金 ⇔ ハイパー預金の「振替」はリアルタイムで反映されるため、使い勝手の面でも不便さは感じていません。

円定期預金キャンペーンも併用中
パワーダイレクト円定期預金(インターネット限定)

- 預入金額:30万円以上
- 1円単位で預入可能
主な金利(2025年12月29日時点・税引前)
| 期間 | 金利(税引前) | 募集上限 |
|---|---|---|
| 1ヵ月 | 0.26% | |
| 3ヵ月 | 0.27% | |
| 6ヵ月 | 0.80% | 5,000億円 |
| 1年 | 0.80% | |
| 3年 | 1.00% | |
| 5年 | 1.20% |
【体験談】6ヵ月定期を選んでいます
私は現在、パワーダイレクト円定期預金30の「6ヵ月もの」 を利用しています。
短期間にしている理由はシンプルで、
- 今後、利上げされる可能性が高い
- 長期間固定せず、柔軟性を残したい
と考えたからです。
「金利を取りつつ、次の選択肢を残す」という意味で、6ヵ月という期間はバランスが良いと感じています。
私の使い分けまとめ
現在の資金の置き方は以下の通りです。
- すぐ使う・流動性を重視する資金
→ SBIハイパー預金 - 当面使わない資金
→ 円定期預金(期間分散)
まとめ|「預金の置き方」を考える時代に
SBI新生銀行は、
- ステージ制による優遇
- ハイパー預金の高金利キャンペーン
- 選択肢の多い定期預金
と、「預金をどう置くか」を考える材料が揃った銀行だと感じています。
すべてを最大限活用する必要はありませんが、少し意識するだけで、受取利息や使い勝手には確実に差が出ます。
本記事が、預金口座や資金配置を見直す際の参考になれば幸いです。