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【実録】年金の「扶養親族等申告書」を電子申告してみた!スマホ・PCで10分で終わる提出手順

目次

「扶養親族等申告書」の提出依頼メールが届きました ─ 電子申告の流れと感想

年金の繰上げ受給手続きを終え、10月に年金証書が届いてホッとしたのも束の間。
11月に入り、日本年金機構から一通のメールが届きました。

件名は、「令和8年分 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の提出案内です。

「また難しい手続きか……」と身構えてしまうかもしれませんが、実はこれ、「手取り額」を守るために絶対に無視できない超重要なお知らせです。
しかも、今の時代は紙に書いて郵送するより、マイナポータルを使った電子申告の方が圧倒的に簡単。

この記事では、42年勤務の末に61歳で繰上げ受給を開始した私(ton)が、実際にパソコンで行った電子申告の手順をどこよりも詳しく解説します。

日本年金機構から届いた「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の提出案内メールの本文。電子申告の提出方法や提出期限が記載されている。

「扶養親族等申告書」とは?なぜ届くのか

この書類は、一言で言えば「来年(令和8年)の年金から引かれる税金を正しく計算してもらうためのお知らせ」です。

11月に届いた理由

通常、この案内は9月〜10月頃に郵送されますが、私のように10月に受給権が発生(繰上げ申請)した人の場合、データ反映のタイミングで11月にずれ込むことがあります。
通知時期が違っても、内容は同じですので安心してください。

提出が必要な人・不要な人

この案内は、公的年金の支払いを受ける人のうち、以下の金額を超える方に届きます。

  • 65歳未満: 108万円以上
  • 65歳以上: 158万円以上

私の年金額(月額約17.7万円)はこれに該当するため、案内の対象となりました。


【警告】申告書を出さないと「手取り額」が減る!?

「面倒だから出さなくていいや」と放置するのは、シニアの資産管理において最も避けるべき行為です。

提出しない場合の具体的デメリット

もし提出を忘れてしまうと、以下のような「損」が発生します。

  • 各種控除が受けられない:
    • 配偶者控除、扶養控除、障害者控除、寡婦・ひとり親控除などが一切適用されません
  • 税率が高くなる:
    • 通常よりも高い税率(一律5.105%)で源泉徴収されてしまい、月々の手取り額が減ってしまいます。

💡 tonのアドバイス:
確定申告で取り戻すことは可能ですが、それまでは「余分に税金が引かれた状態」が続きます。
家計のキャッシュフローを安定させるためにも、この申告書は必ず期限内に提出しましょう。


電子申告を選ぶべき「3つのメリット」

私は今回、紙の郵送ではなく「マイナポータルからの電子申告」を選びました。
実際にやってみて感じたメリットは以下の通りです。

  1. 切手代・封筒が不要:
    • ポストに出す手間も、110円の切手代もかかりません
  2. 進捗がわかる:
    • 「処理中」「完了」などのステータスがマイページで確認できるため、「ちゃんと届いたかな?」という不安がありません
  3. 入力が楽:
    • 住所や氏名など、すでに登録されている情報は自動表示されるため、修正箇所を入力するだけで済みます

【実況解説】電子申告の具体的な操作手順(PC版)

今回は画面が大きく入力しやすいパソコンで行いましたが、スマートフォンでも基本的な流れは同じです。

準備するもの

  • マイナンバーカード
  • 利用者証明用パスワード(数字4桁)
  • 署名用電子証明書パスワード(英数字6〜16桁)
  • ICカードリーダー(PCの場合。スマホなら不要)


電子申請の方法は、日本年金機構の公式サイトにも掲載されています。
スマートフォン版パソコン版それぞれ案内があります)

マイナポータルから「ねんきんネット」へ

マイナポータルにログイン

「メニュー」をクリック
「外部サイトとの連携」をクリック

マイナポータル画面にて、「メニュー」から「外部サイトとの連携」を選択する手順

「ねんきんネット」が連携済かを確認 (未連携の場合は連携手続きを実施)

マイナポータル画面の「外部サイトとの連携」において、「ねんきんネット」が「連携済」であることを確認する手順

「年金」をクリック

マイナポータル画面から「年金」関連メニューに移動するための手順

「扶養親族等申込書の作成」をクリック

「扶養親族等申込書の作成」に移動するための手順

申告書の作成開始

①「選択ボタン」  → ②「作成する」 をクリック

「ねんきんネット」の「扶養親族等申告書を作成する」画面から「作成する」ボタンをクリックする手順

❶受給者情報 の電話番号を入力し、全項目を確認
❷配偶者情報 の「開ける」をクリック

受給者情報、配偶者情報、扶養親族等情報を入力するための「申告書の作成」画面。「受給者情報」入力後、「配偶者情報」を入力するための「開ける」ボタンをクリックする手順

❷配偶者情報欄の必要項目 を入力し、申告書の内容確認 をクリック

「配偶者情報」を入力するための画面。「「配偶者情報」入力後「申告書の内容確認」ボタンをクリックする手順

申告内容を確認し、画面下部の申告書を提出するをクリック

受給者情報、配偶者情報、扶養親族等情報の入力内容を確認するための画面。内容確認後、「申告書を提出する」ボタンをクリックする手順

電子署名を付与するをクリックし、「署名用電子証明書パスワード」を入力

電子署名を付与するための画面。
「署名用電子証明書パスワード」を入力するための「電子署名を付与する」ボタンをクリックする手順

「提出完了」画面が表示されれば終了

「提出完了」したことを表示するための画面。

提出後の「安心」を資産管理に活かす

提出後は、マイナポータルの 「やること」メニュー から進捗状況を確認することができます。
 ・処理中 → 申請を受け付けた状態
 ・完了  → 受付が正常に処理された状態

マイナポータル画面にて、「やること」から「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の進捗状況を確認。進捗状況が「処理中」と表示されている。

処理が完了すると、ステータス処理中」→「完了」に変更されます。
クリックすることで詳細も確認できます。

マイナポータル画面にて、「やること」から「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の進捗状況を確認。進捗状況が「完了」と表示されている。

詳細情報が表示されます。

「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の詳細情報表示画面。申告日時や受付番号などが表示されている。

まとめ ─ デジタルを味方につけて安心な老後を

「年金の書類」と聞くと身構えてしまいますが、一度デジタルでの手続き(電子申告)を覚えてしまえば、これほど心強いものはありません。

  • 自宅から、深夜でも手続き可能
  • 進捗が見えるから安心
  • 手取り額を最大化できる

年金の繰上げ受給は、単に「早くもらう」だけではなく、その後の「税金や控除の手続きまで責任を持って管理する」ことがセットです。
一つひとつの作業を「自分にもできそう」に変えていくことで、老後の不安は確実に小さくなっていきます。

この記事が、あなたの定年後のスムーズな手続きの一助となれば幸いです。


シリーズ:定年後の年金受給体験記(全6回)

この記事は全6回のシリーズの補足編です。

👉 ステップ1:繰上げ受給をどう決断したか?(検討編)
年金の繰上げ受給で後悔しないための判断基準|61歳で決断した私の実体験と損益分岐点を徹底解説
(61歳・18.8%減額という現実を前に、私がどう納得したのか? 失業手当との戦略的なスケジュールを公開しています)

👉 ステップ2:年金事務所の予約をスムーズに取る方法
年金事務所の予約相談を徹底解説|ネット予約3ルートと最も簡単な手順
(インターネット予約の3つのルートと、最も簡単な方法を詳しく解説しています)

👉 ステップ3:当日の持ち物と手続きの流れ(実況中継)
繰上げ受給の請求手続き当日レポ|必要書類と窓口でのやり取り
(私が実際に持参した4点と、窓口での17項目のチェックの様子をまとめました)

👉 ステップ4:ついに届いた!年金証書の見方
年金証書と決定通知書が届きました!受給額の確定と次なる手続き
(手続きから2週間後に届く「青い封筒」の中身と、確定した受給額を公開しています)

👉 ステップ5:【完結】待望の初回振込を確認!
年金の初回振込を確認!通知書から入金までの流れと心理的な変化
(振込通知書の到着から、実際に口座にお金が入るまでのドキドキと安心感を記録しました)

👉 補足:受給後の税金手続きも忘れずに(本記事)
扶養親族等申告書」の電子申告をやってみた!意外と簡単なスマホ・PC操作手順
(受給後に届く重要な書類を、マイナポータルでサクッと終わらせる方法です)

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